「この人手話間違えてる?」地域の違い
「えらい高いなぁ」
「どらたけーが」
「ちかっぱ高か」
どれも、「すごく高い」
という意味ですね!
それぞれ地域が違うだけで、
言っている内容は同じです!
このようなものを、「方言」といいますね!
では、方言があるのは日本語だけなのでしょうか?
実は、英語や中国語、そしてなんと、
日本手話にも方言があることを
ご存知でしょうか?
あなたの住んでいる地域にも、
手話の方言が存在します。
知っていましたか?
これを知っているだけでも、
手話を間違えているという
誤解が解けます。
テッセンです。
方言について見ていきたいと思います!
その前に!
なぜ方言を知らなければならないのか。
それを説明します!
私たちにもありがちですよね?
「机つっといて〜」
これは、どういう意味だと思いますか?
答えは…
「机運んでおいて〜」
という意味なんです!
おそらく愛知、岐阜以外の出身の人は、
首を傾げると思います。
あなたに何がないかというと、
方言があるという
知識がないのです!
そして、これと同じことが
手話でも起こっているのです!
この知識があると、
「あ、この人は愛知出身なんだ!」
などと、会話につなげることもできます。
しかし知らないと、ただいまのわからないことを
言われただけ…という認識で止まってしまいます。
では、どうやってこれを知るかです。
例を出しながら見ていきます!
まず、「秋田」という手話をご存知ですか?
掌を上に向け、もう片方の手で、
握り拳に親指を立ててくっつける
これで、「秋田」です。
しかし、秋田県民は
少し違う表現をします。
掌を自分に向け、握り拳に立てた親指を
自分に向けて両手をくっつけます。
元々の手話表現を、掌から自分に向けた状態です。
このように、
地域によって表現が違うことを知るためには、
その地域の人と話す!
それが1番早いのです!
しかしながら、都合よく他県出身のろう者に会う。
これは容易なことではありません。
そこで、あなたが今すぐにでもできることは、
スマホを使って「手話 方言」と
動画を検索することです!
これをすることで、
手話に方言があると思っていなかったあなたとは
さよならです!!
さあ!
今すぐにやって見ましょう!!