表情の文法
手話を話している人を見ていると、
「おお…表情豊かだなだぁ…」
「顔を見るだけで感情がわかる…」
なんてこともしばしば。
あなたも、ろう者に出会ったことがあるなら
経験済みだと思います。
なぜこのように表情を存分に使っているのか。
それには理由があるのです。
今回は、その一部について見ていきます。
テッセンです。
ろう者が第一言語として使っている
日本手話では、眉上げが多く行われます。
これは、日本手話において、
眉の上げ下げが疑問などを表現している
ことが理由として挙げられます。
そうです!
日本語の文法には無い表情が
文法になっているのです!!
もう一つの大切な文法はうなずきです。
これは肯定、疑問ともに表すことができます。
日本語でもありますよね?
何かを言われた時に、「うんうん」
とうなずくこと。
それと同じなのです。
そして、疑問に使われるうなずきは、
下から上に上げるように使われます。
日本語に慣れている人は、疑問でうなずきは
まず使わないです。
なので、少し苦労するかもしれません。
しかし、それでも大丈夫!
私もそうだったので、表情について
たくさん考えました。
考えて、実際に効果のあった方法を
提示したいと思います。
まず、基本文においての使い方です。
「昨日何してたの?」という文の
「何」という表現についてです。
「何」は、人差し指を横に揺らす表現でしたよね?
これに眉上げと同時に、首を横に振ります。
眉上げ+横振り=何
です!
先ほどの文を手話で表現してみてください!
そして、手話の動画で動きをチェックすると、
あなたは手話を使っている人と同じ動きになります!
これがステップ1です!
そして、スマホのインカメラを使って動画で自分を
撮ってみて下さい!
これがステップ2です!
そして、動画と照らし合わせて表情を
見直します。
これがステップ3です!
疑問の文章はたくさんあります!
この方法を使って疑問の文章を練習すれば、
眉上げを習得できます!
さあ今すぐに動画を開いてみましょう!